OKAZAKI32Custom

  • 9月 18, 2013 3:54 PM

またもや新艇のご紹介、これはなんでしょう?
帆走11

OKAZAKI32のようなもっと大きいような・・・。
今回はOKAZAKI32特別バージョンと申しますか、いわゆる変更が多すぎてこれってカスタムじゃないの?
という意見が多く、名前を付けるならやはり『OKAZAKI32C』のCはClassicではなくCustomのCです。
この艇、実は非常に多くのOKAZAKIファンの皆様に知られた存在でして、というのも建造開始からオーナーのブログに実に細かく掲載されております。
弊社の関係のお客様からは『あの艇、完成した?』なんてよく聞かされます。
と言うか弊社のホームページより建造方法がよく分かって面白いってことは担当の私の怠慢でしょうか・・・。

帆走9帆走8

さて、契約時はいたってシンプルな普通の32でした・・・。
お話し好きのこのオーナー、あーでもないこーでもないと打ち合わせをするうちにティラーからステアリングに、ノンスリップデッキマットからチークデッキに、普通のスタンからプープデッキを持ったちょとシャープなスタイルに変わってきた訳でして、ここまで来ますとプロダクションの域を出ております。こういった細かなところまで対応できちゃうのも弊社の特徴でもありますので個人的にはとても面白くて建造が楽しみになります。(社長は効率が悪いとぼやいてますが・・・)
しかし、チークデッキは確かに良いですねぇ!迫力があります、願わくばずっとこのままの状態でいてくれたら・・・(これは皆さんの願いですね)

P1190014P1190009

P1190007IMG_0011

上の2枚はオープンポートを写したのですが、オーナーのこだわりのBSI製、アルミの磨きなんですが、なかなかちょっと違うな!ってかんじで良い雰囲気です。
一番前は小さなオープンポート、こだわりの一つです。
意匠的にはオーナーの息子さんがほぼ受け持ち、もう少しで買うところだったXヨットに少し傾いてますね。
この窓、取り付けにとても手間がかかったのにちっともそう見えないところが憎らしい!
ウィンチはアンデルセンのステンレス。その他シートストッパー、オーガナイザー、ブロック類もステンレスにこだわり
思わず、もういいんじゃないですか?って言いそうでした。

こだわりのキャノピー

キャノピーも特注の形なんですが、そう見えないんですよね。
窓の細かな角度、高さ、傾斜、ひれの形すべてに注文を受けまして少し戦闘的なイメージを漂わせて・・・
いるらしいです。

 

 

 

 

 

この通り船内の仕上げもそれぞれこだわりまして、
あんまり書くと同じ船を建造して!と言われたら困るのでこの辺で!

しかし、オーナーの思いが形になると、深い愛着となって長く乗り続けることができます。
このオーナーもほかの人から『綺麗な船ですね!』とよく声をかけられるそうで
その都度、こだわってよかったと思っているでしょう!
皆様もあきらめず、とりあえず相談してみてください。
案外簡単なことかもしれません。

 

OKAZAKI37C

  • 7月 3, 2013 5:28 PM

遊んでいたわけではございませんが・・・
長らく更新しておりませんでした。

というわけで今回は今年の春進水いたしましたOKAZAKI37Cをご紹介しましょう。

ブログ表紙
ヨット自体は初心者ながら、必要になると思われるようなものはとりあえず着けておこうといういわゆるフルオプションに近いものとなりました。
ゆくゆくは前途のセーラーのように外洋を渡りたいという夢を持っております。
しかし、とりあえずは日本でのヨットライフを楽しまなくてはいけません。
外洋志向は少し置いておいて、外回りとしましてはメインファーラー&ジブファーラー、セルフタックジブ、ハードキャノピー、バウスラスター、電動ウィンチ、チークデッキ等
メイン&ジブハードキャノピー
メインファーラー&ジブファーラー                 FRPハードキャノピー:センターの窓は開閉式です。

コックピットチークデッキ2

居心地の良さそうな低いポジションのコックピット          チークデッキ&トウレールもチーク&ニス仕上げ
コーミングトップもチーク&ニス仕上げ

ステアリング計器ステアリング

 

 

 

 

 

 

 

 

コックピットステアリング部:EDSONのステアリングポストです。
上の左の操作盤ががオートパイロット、右にバウスラスター、手前はFURUNOGP1870F、今回ナビげーションは船内にNAVNET:TZT9もあり、両方でAISも見れるようにしております。とりあえずレーダーは無し。
オートパイロットはオートヘルムのSPX10、右のコーミング上にはスピン用のウィンチの代わりに電動ウィンドラスを設置

帆走バテンHARKEN電動
 

 

 

この艇はファーリングメインセールとセルフタッキングジブの両方にバテンが入っておりましてメインファーラーでもできるだけ高い帆走性能を維持しようと試みました。

しかし、メインファーらーの出し入れが結構重いのでこれを助けるのがドックハウス左についてますHARKENの電動ウィンチ。
このウィンチ、小さいのがないので少し大きめですが、良いところはモーター部分が縦についてまして、通常のですと頭にモーターが来てとても狭くなるところがこれですとほぼ邪魔にならずに設置できます。
メインファーラーの出し入れに限らず、工夫次第でこのウィンチ一つをいろいろ活用することができますね。

次に船内を見てみますと、

IMG_0140P1170896

 

 

 

 

 

 

 

 

船内は、エアコン、TV、電子レンジ、冷蔵庫、ウォシュレットなど定番になりつつある
快適仕様です。
これらの電化製品を稼働させるための電気の供給はエンジンのオルタネーターにインバーターで賄っております。
YANMARのオルタネーターも大きく変わりつつありますし、今後はますます快適に過ごせるようになるでしょう!

P1170905P1170897

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ヨットの技術と言うのは一長一短ではうまくなりません。
いろいろな経験を重ねて乗りこなせていくのだと思います。
ベースは弊社がお手伝いいたしますので、どう遊ぶかはオーナー次第ですよ!

あるヨットマンの船出(その後)

  • 6月 22, 2013 7:38 PM

今年4月の始め、と言うか3月の末に弊社からハワイへ向けて出航しましたオールドセーラーS氏、

無事にハワイに到着いたしました!

いやー、一同ほっとしております。

実は出航後1週間目くらいで4月初めの爆弾低気圧に引っかかりまして翻弄され、メインセールが破け

キャノピーが吹き飛び、無線の故障などで命からがら小笠原に逃げ込みました。

すぐにセール&キャノピーを交換、(無線はどうせ緊急になっても役に立たないだろうから無視)

20日遅れくらいで4月の末ごろに再度小笠原からハワイに向けて出港しました。

それから約60日、なんと待つ身の長いこと!

お客様からはまだハワイにつかないの?なんて聞かれるし、

辛坊さんのニュースも入ってくる中、内心こりゃまじでやばいな・・・なんて思ってましたが、

ハワイからの元気な一報が入りましてとにかくよかったよかった!

小笠原まで下がってしまったため、北に向うも向かい風と潮流で思うように距離が稼げなかったとのこと

しかし、大したもんです!

船のほうはおかげさまで全く問題なしとのこと

ブームのトッピングリフトが切れたと言ってましたが、まぁ問題なしとしましょう!

ちなみに2週間ほどハワイで休んだらすぐにタヒチに向かって出航するそうですが、いやー元気ですね。

今年中に帰ってくる予定ですのでまたその後Vol2もあるかもしれません。

まずはお疲れ様でした。

楽園ハワイで楽しんでくださいね。

あるヨットマンの船出

  • 4月 2, 2013 11:16 AM

先日あるオーナーが
弊社からハワイに向けて出港いたしました。
シングルハンドで今年68歳、
船はPIONIER9ですので体さえ持てば大丈夫でしょう!
思えばヨットの事を何も知らなかった5年前、
ハワイに渡りたいといって弊社に訪れた時は、なんと勇気のある方だと感心しました。
言葉通りPIONIER9を建造し、弊社の目の前でセールの上げ下げ、リーフを夏の暑い日に
一生懸命練習していましたね。
その後、もちろんシングルハンドで冬のクルージング、九州などのクルージングを体験し
満を持しての出航です。
なんとか無事日本の近海を抜けて恵まれた天候の中をハワイまでたどり着いてほしいものです。

MrSIMOKAWA

 

装備としては検査上、必要なものとウィンドベーン、増水機、ストームジブくらいでこれといった特別なものはありません。

電気の冷蔵庫もないしパソコンも積んでません。
いたってシンプルな装備で120Lの軽油だけで出港です。
いつもなら、そこまでするかー?ってくらい積み込むんですが
今回はえっ、これだけ?って感じで新鮮です。
出港

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても控えめな方ですので特別なイベントは何もぜず、ただ私と社長の二人だけの見送りになりました。
幾分緊張気味のお顔ですが、頭の中はこれから周るハワイ、そして南下しまして南の島々
合計10か国の事でいっぱいでしょう。
でも、行ってきまーすって言って向かいの牛窓へでも行くような感じで出航しまして
まぁ、本当に行く人はこんなもんだとつくづく思いました。
見送り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも心配なのは、あまりに控えめすぎてハワイに着くまで全く連絡取れないんですよね!
周りの者にとっては心配でしょうが、まぁ便りのないのが元気な証拠?
来月の中旬から下旬、無事な便りを待つとしましょう!
今まで思い描いていた夢を実現し、
南の島々をじゅうぶん楽しんで真っ黒に日焼けした元気な姿で帰国してくださいね!

Bon Voyage!

 

 

NEW OKAZAKI33DeckSaloon

  • 12月 4, 2012 6:03 PM

皆様大変お待たせいたしました。
先日進水いたしましたNEW OKAZAKI33DeckSaLoon(Custom)のご紹介です。


今回の主な変更点はまず、スタンの形状をクラッシックタイプのカウンタースタンとしましてプープデッキを追加したところです。
標準とカスタムを見比べてみるとこうなります。

標準コックピット                                             Customコックピット
これにより、同じ10mの全長(同じ維持費)で、伸ばしたデッキ分広く使えますので土地で言うところの坪単価は安くなる?
と言ったところでしょうか?
しかし、このおかげでスタンのスイミングステップがなくなりますのでスイミングステップをとても有効に利用している方にはマイナスです。
個人的な意見では、スタンを絞り込んでコックピットから後ろはそう広くありませんので、この変更はスタンが広くなり、動きやすく、そういった意味でも安全性もあがるのではと思っております。
何より、見た目の美しさがUPしたのでは?
見た目で行きますと、次にドックハウスのいわゆる庇を追加したところでしょう。
このタイプは林研之輔氏設計の34フィート以上のモーターセイラーにはすでに庇もついてましてとても貫禄があり、古いオーナーにはこのほうがなじみがあるのではと思います。

Customパイロットハウス                                                             標準パイロットハウス

また、トウレール及びコーミング上部をチークのニス塗りにしたり、ドックハウスの上のハンドレールなどもチークのニス塗りに変更し、
ますますモダンでクラシカルな雰囲気を漂わせております。

艤装に関しましても、オーナーはこれから年をとって、体力的にもなくなる一方でしょう。
それを見越しまして、メインファーラー、ジブファーラー、その上に保険代わりのバウスラスターまで取り付けました。
ちなみにバウスラスター、33フィートクラスには必要ないとおっしゃる方がほとんどだと思いますが、どんなに小さなヨットでも真横には動きません。
あくまでも保険代わり・・・という割にはつけたオーナーはよく使います。
入港より出航時もあると便利ですね。
さて船内はと言いますと、標準のレイアウトがよくできておりますのであえて変更はありませんが、快適設備関係のエアコンディショナー、ウォシュレット、
そして料理の幅も広がる電子レンジあたりは当然のようにつけるようになりました。
ちなみに、先日の横浜フローティングヨットショーにこの艇を出展いたしましたが、行きも帰りも台風にやられまして、特に行きの遠州灘は14,5mの向かい風でしたが
私たちは船内でオイルスキンも着ず、たまにエアコンをかけながら快適とは言いませんが、普通のクルーザーではオイルスキンごとずぶぬれのところをまぁまぁ快適?に
横浜まで回航することができました。いざとなるとパイロットハウスは良いもんですね。

この写真を見ますと、船内で操船をしながら?なんて想像してしまいますが、実際はほとんど船内のステアリングは使いません。一言で言うと飾り!見たいなもんですが、なければないでちょっと寂しい、くらいです。実際の船内での状態はメインサロンに座ったり、ステアリング前でGPSを見ていたりで、実際の操船はほとんどオートパイロットです。人間はワッチだけ!方向を変えるときはオートパイロットのリモコンを持ってますのでメインサロンに座りながら10度右にとか左にと言ったぐうたらクルージングに近いですね。
状況が良い時はずっとTVかDVDなどを見ながら走ったり・・・。
(こんなこと書くとしかられそうですが・・・)
まぁ、しっかりワッチしておけば何をしていてもOKだということです。
奥様も航行中は暇で暇でという方は多いです。

基本は酔わないことですが、これは慣れと酔い止めの薬で何とかカバーできるでしょう!

12月と言うこのごろですので季節的に寒くて荒れた日は船内でと言うイメージがありますが

 

 

本当のパイロットハウスの良さは穏やかな夏のクルージングですね。
暑い日は船内で快適にクルージングできます。

暑くて苦しいばかりがヨットじゃありません。

 

 

 

最後にエンジンですが、通常の33フィートクラスは3気筒の30馬力で十分ですがこの艇は40馬力を標準にしており、最大55馬力クラスまで搭載することができます。
しかし、バランスから言いますと40馬力で十分かと思います。
問題はメーカーですね。
VOLVOかYANMARか
悩むところです。
写真はVOLVOのD2-40ですが、VLOVOの良い所はまずYANMARより静かです。
そして、なによりオルタネーターの大きさがYANMARの倍くらいあり、エンジンの発電機だけで
エアコンを回しつずけられます。しかもVOLVOの場合、小さなD1サイズでもオルタネーターは115Aと馬鹿でかいものになってます。
115Aと言いますと12Vですので約1,3Kくらいのものでしたら稼働する理屈になります。
ちなみにYANMARは60A、オプションで大きくしても80Aでちょっとエアコンには足りません。
(しかし、YANAMARもVOLVOも追加オルタネーターと言うのがありまして右舷側にもう一個オルタネーターをつけることができます。VOLVOなら115×2の230Aに
YANMARですと標準60Aを80Aに変更しておいて追加で130Aが付きますので、合計210Aになります。これだけありますと楽にエアコンを回すことができます。問題はスペースなんですが、幸いこのDeckSaloonタイプは写真のように右舷側に余裕があります。これが普通のクルーザーですとできるだけエンジンBOX を小さくとりますので、まず追加のオルタネーターは無理があります。)

とにかく、いかに楽をして楽しく快適にしかも安全に移動するか!
他から見たらなんてぐうたらヨットマンかと思うかもしれませんが、皆様が普段生活をしている陸の生活はまさしくその通りです。
陸の生活をできるだけ海でもできるようにすればストレスなくロングクルージングができると思いませんか?

皆様、いちど乗ってみてはいかがでしょう?

2012里帰りファミリーレガッタ

  • 11月 26, 2012 3:50 PM

 

皆様大変お待たせいたしました。

里帰りの記事はまだか?
と言うお叱りを受けながらようやく簡単ですがUPさせていただきます。

さて、先日11月4日に第25回OKAZAKI里帰りファミリーレガッタを開催することができました。
これもひとえに皆様方のおかげです。
また、協賛いただきました各社様、ありがとうございました。
弊社スタッフ一同お礼申し上げます。
今年の里帰りは18艇のエントリー、そして超微風の上に逆潮のスタートとなりました。
皆様スタートまでは我慢、我慢の1時間でした。

しかし、その後いい風が吹き始め、結果的には順風に恵まれとても気持ちの良い帆走ができたのでと思います。
最初は微風で逆潮では絶対スタートできないと思っていましたが、まじめに帆走していれば何とかなるんですね。
常日頃の努力が実を結ぶ!(ヨットで人生を学びますなぁ)
特に今回はKAZI取材もかねまして安藤氏とイラストレーターの高橋様が参加され、ますます盛り上がりました。

余談ですが、
某雑誌社の次期編集長とうわさされていないA氏(誰だ?)に言わせると弊社のお客様は特に年齢層が高い!!!そうです。
そのお客様たち、当日のパーティーは当然なのですが
前夜祭の盛り上がりといったら・・・。
時間も忘れて飲むわ飲むわ!
確かに皆さんお年なんですからお酒もほどほどに!
とにかく今年も無事終わりました。
来年も元気な姿でお会いしましょう。

祝進水OKAZAKI33DeckSaloon(Custom)

  • 9月 23, 2012 4:39 PM

良い船が出来ました。
自画自賛?
いやいやなかなか他社では建造できませんよ!

いかがですか?いいでしょう!
今回は33DeckSaloonの特別バージョンというか、カスタムです。
スタンをカウンタースタンにすることにより全長は10mを超えることなくデッキを有効に使えます。

プープデッキと言うのですがスタンのデッキに余裕があると、すべての動作に余裕が出来ますね。
デッキのサイズで言いますと35フィートクラスに匹敵する大きさになりました。
尚且つパイロットハウスに庇を付け、モダンでクラシカルなスタイルになっています。
チークのトウレールとデッキ、コーミング、ステンレスのカウル型ベンチレーターにオープンポートなどがプラスされ、重厚な雰囲気と威厳を感じさせる一艇です。
オーナーは弊社の艇をこれで2隻建造していただきました。
この新艇を見て『御社のヨットにはいつも感動させられます』とコメントいただきました。
造船所にとてもうれしい一言です。

最近の輸入艇を見ておりますと造り方は同じ、目指す方向も同じ、当然どれを見ても似たような船になってます。
あなたのヨットはこれで良いの?
なんて個人的には思ってしまいます。
所詮遊びなんです。
思い切りこだわりましょう!
ちなみに今回は来週開催されます横浜フローティングヨットショーに展示いたします。
皆様是非実艇をご覧ください。

今回はご紹介する時間がなく、ヨットショーが終わりましたらまた続きをUPしたいと思います。
ご期待ください。

プロペラ点検口

  • 7月 10, 2012 6:54 PM

おっ!

こんなところに大きな穴が・・・。

皆様ペラにロープが絡まって航行不能になったことありませんか?

ロープはなくてもホンダワラが絡まって微妙に振動したりスピードがちょっと落ちた事ないでしょうか?

航行不能はなりませんが、一度絡まると取れませんね。

そうなるとどうしますか?そのまま走るか、潜るか・・・。

どちらにしても安全とは言えません。

そこで登場したのがこのプロペラ点検口

写真は穴を開けたところですが、結構大きいですねぇ。

しかし、写真くらい口径がないと実際絡まったロープは切れません。

ちなみに写真の船は弊社のPIONIER9ですが、これくらいのヨットですとコックピットが低いのでとてもペラに近くて実用的で安心です。

そして完成したのが下の写真。

 

 

 そしてペラをみるとこうなります。

実際には艇種によってどうしても付かないのもありますが、

あれば安心で便利ですよね。

KAZI誌

  • 5月 21, 2012 10:04 AM

5月も中旬を過ぎまして、ゴールデンウィークの余波がようやく収まってまいりました。
今年は関東の方も何隻か瀬戸内まで入ってきてましたね。
私も小豆島と関東をヨットで行ったり来たりしておりますが、帰ってくるとき鳴門を越えて瀬戸内に入るとほっとします。瀬戸内はほんとに楽で良いですよ。皆様年をとったら瀬戸内でヨットを楽しまれてはいかがでしょう!
さて、いまさらなんですが、5月売りのKAZI誌6月号に海のブランド物語と言うテーマで弊社が掲載されました。
なにせ歴史がありますので写真も古い(工場も古い)!
もっと近代的な工場の写真を載せろってKAZI安藤氏に言ったのですが、無理です!って断られました。まぁ、どこを撮ってもそんな写真撮れませんよね。しかし、造っているものは最新の技術を取り入れ、昔からの経験を生かして、日本人の安心して乗れるヨットを建造しておりますのでご安心ください。写真からでも手造りのヨットという雰囲気は伝わってきますよね。
是非遊びに来てください。弊社は工場見学歓迎ですので。

と、言うわけです。私はこのとき4月に来たちょうど回航中で爆弾低気圧の余波に翻弄されつつ、遠州灘で苦しんでおりました。
この日までに余裕で帰れるつもりがとんでもない!おかげで写真にも入れず、安藤ちゃんお相手出来ずごめんなさい。また来てね!

祝進水(OKAZAKI37)

  • 4月 30, 2012 1:02 PM

先日、と言いましても3月にまた新しい37が進水いたしました。
最近の乗り方をすべて詰め込んだと言うようなヨットです。
このオーナーはようやく退職を向かえ、ゆっくり海を楽しめるようにとの思いを込めての建造です。

基本はシングルハンド、外洋も将来は考えているのですが、とりあえずは小笠原、石垣といった
日本を周遊する為のモダンクラッシクなクルージングヨットです。
完成後、まず手始めに小笠原へ・・・
実はすでに3日ほど前に紀伊半島を離れました(出航しました)のでうまくいけば今日の夕方にでも
入港できるのではと思ってます。

大きさを考えるにあたって、シングルハンドという大前提がありますので、日本人の体形、
日本の狭い漁港、朝出たら基本夕方入港しないといけないなど考慮しまして40フィートクラスでは扱えない。
しかし、乗り心地、スピード、搭載備品の多さなどから34フィート以上が良いだろうとかいろいろ条件が出た中で
VAN DE STADT設計の37は細身の船型で扱いやすく、荒天向きである事からOKAZAKI37になりました。
結局細長い船の方が何かにつけて楽であると言う事でしょう。小さい方が操船も楽ですし力も少なくてすみます。
OKAZAKI37は過去外洋航海の実績もありますので安心ですね。
これならシングルハンドでの最大艇として日本国内でも気楽にクルージングできるでしょう。

次にエンジン、通常の輸入艇であればYANMAR3YM30くらいなのですが、その2ランク上を行
く4JH5-54PSを搭載、 この4JH、どこか違うのがわかりますか?
実はエンジンとギアの間に発電機が納まってるんです。日本仕様ではありませんが、230V 3KWの
出力のいわゆる交流発電機付YANMAR4JHを搭載しました。

左の写真にエンジンとギヤの間の赤いコードの見えている部分が発電機です。
ちなみにこの発電機、実は日本で製造されているのですが、すべてヨーロッパ向けになってますので日本では
通常購入できません。
3JHにも付くのですが、どうせならもっと小さなエンジンにもつけられれば画期的なんですが・・・。
そのうち開発される事を期待しましょう!
大きなエンジンを載せれば燃料の消費も上がり、大きなタンクも必要です。
結局燃料を300L清水を400Lにしまして、各バースの下に配置、これで万全
?いやいや、長距離になりますと、燃料にも限界があります。
当然エコである太陽光の出番になります。

ソーラーパネルを85Wが4枚で340W、その電力を管理するのにまたコントローラーが必要ですが
とにかくつめるだけ積んだ?って感じですね。
この電力を蓄える為のバッテリーが41サイズ100Aのを 6個、全部で600A。
エンジン用はまた他に一個あります。

これだけのバッテリー&ソーラーであれば、太陽光だけでお米は炊けます。
また、簡単なIHなども使えますので晴天の日などはとてもエコなんです。
さすがにエアコンまではまかなえませんが、冷凍庫などは充電しなくてもソーラーだけでなんとか稼動しております。
もちろん湯沸かし器、電子レンジ、大型TV、ウォシュレット、エアコンなども備えております。

ちなみにウォシュレット、安いものはタンク式のものですが、ちょっと高めのものはお湯を出す瞬間に暖めるんですね。
これですと常時電源を入れないようなヨットのウォシュレットでは重宝しますね。

もちろん複雑になればそれだけ電気に対する管理を十分していないとすぐにあがってしまいます。
しかし、今後のクルージングは、十分に家庭用の電化製品を使いながらクルージングするようなヨットになっていくでしょう。

レース艇とクルージング艇、安い大量生産型のヨットと、しっかりと建造した高価なヨット、両極化していく中で、
クルージングにしてもいつもの陸上での生活と同じような形でクルージングできるようになっていくと思います。

この他にもこの艇は一杯アイデアを詰め込んでるんですが、書ききれません。
同じような夢を持っているオーナーの方、良い参考になると思いますよ。
この艇で安全で、楽しく、素晴らしいクルージングが出来ますように
Bon Voyage!。