NEW OKAZAKI37C

  • 12月 5, 2011 11:41 AM

先日NEWタイプのヨットOKAZAKI37のNEWタイプが進水いたしました。
弊社では33,30とクラッシックタイプを発表してきましたが、それに続く第3艇目
OKAZAKI37Cです。
ライン的に美しいOKAZAKI37をベースにリグを最新のリグに変更し、外観は
モダンクラッシックタイプに仕上げました。
いかがですか?

美しいでしょ?
船内レイアウトはお好みのタイプが数種類用意しておりますのでオーナーの乗りかた、感性に合わせましてチョイスできます。
艤装はもちろんシングルハンド仕様
メインファーラーはもちろん、セルフタッキングジブ、ジャーマンスタイルのメインシート、バウスラスターなどなど
一番合理的で実際にシングルハンドで気楽に航行できる仕様だと思います。(オプションも含まれます)
一番こだわったのは外観ですが、ベースがVAN DE STADTデザインですので
船体自体が細身でスタンを程よく絞り込み、デッキは低く、バウのオーバーハングも45°!
結局こういったデザインでないと似合わないでしょう。
その上、性格は素直で操作性が良く、荒天下も安心できます。
もし、今外洋に2人で行くなら迷わずこの37をお勧めいたします。
もともと外洋向けのクルーザーなんですから。

奇を衒わずオーゾドックスなヨットが結局一番長く、安全に乗れるのではないでしょうか?

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写真は機走テスト、
ちなみにエンジンはYANMAR4JH5(オプション)ですがこのときは8,3ノットを記録しました。
今が一番軽いのもあるのでしょうが、非常にパワフルで乗りやすいですね。
結局強風時の出入港はエンジンのパワーによって気楽さがずいぶん違います。
国内で乗るには、エンジンは大きい方が良いでしょう!

ちなみに船内レイアウトはダイネティタイプ、メインサロンを出来るだけ大きくし
比較的フォクスルとクォーターバースは大きくしておりません。
どうせバウとスタンは寝るだけですからね。

ギャレーは広くチャートテーブルは必要最小限、
機能的ですね。


メインサロンは出来るだけ機能的に補助バースも採用
ギャレーの電子レンジは通常は見えないところに収納しています。
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上記の写真にはもちろんたくさんのオプションと言いますか特別注文が含まれてます。
これも顧客の細かなニーズに答えられる日本の造船所ならではの事でしょう。
皆様も一度ご検討ください。
大きいばかりがヨットではありません。
個性的なヨットを建造しましょう。

第24回OKAZAKI里帰りファミリーレガッタ

  • 11月 18, 2011 6:29 PM

第24回OKAZAKI里帰りファミリーレガッタ – continue reading

チークデッキ張り替え工事Vol.2

  • 7月 9, 2011 4:47 PM

さてさて、剥れてるくせにいざ剥がそうと思うと剥れないんですよね。
ひたすらこつこつ削るのみ・・・
ほんとうに根気の要る作業です。
これだけでチークが張れるかというとそうではなく、綺麗に剥がした面をサンディングしてからさあ準備OK


この面にあらかじめ木取りしていたチーク材を加工しながら張っていくわけ
です。ちなみにこれはとりあえず仮あわせ

だんだん張れてきました。
これだけ張れてくるとすごく綺麗に見えてきますね。



目地に細い楊枝みたいなものを挿してますがビスで圧着していたときの穴埋め用の木栓です。
このままの目地では均等ではありませんので小口の目地幅の調整、シーカがはみ出た部分を除去、マスキング
目地入れ、最終サンディングで終わります。
この時点で70%完成くらいでしょうか。

チークデッキ張り替え工事

  • 6月 24, 2011 6:47 PM

憧れのチークデッキ、
新艇の時は素晴らしかったデッキも20年以上経ってくると張り替えの時期が来てしまいます。
先日からドック入りしたコルベット32、とてもいい船だと思います。
将来はこんな船で日本をゆっくり周るのも良いですね。

 

 

材質は珍しい合板によるデッキなのですが、長年の劣化により合板の表面のチークが剥れ、素足では危ないくらいになってました。

 この艇はフルデッキチーク張りなのですが、今回はすべて張替えるという事で、出来上がると
素晴らしい船に変身することでしょう。
オーナーも楽しみですね。
簡単に剥がすと、言いましても下のほうはこれがまたよくFRPにくっついてるんです。
今どき?と思うかもしれませんが写真のようにすべてノミとカナヅチによる手作業になります。
これまでいろいろ道具も試してきましたが、どれもいまいち・・・。
最後はやはりシンプルイズベスト!
この形になるんですね。

しかし、この作業も根気が必要です。
ちゃんした場所があって、船大工さんの人数もそれ相応にいるような業者さんじゃないと
出来ない工事だと思います。
皆さんもいかがですか?
あきらめていたチークデッキ、美しくよみがえりますよ。
この続きはまた来週!

地元の地方紙ですが・・・

  • 6月 10, 2011 4:29 PM

先日地方紙に弊社の取材記事が載りました。
社長がいろいろ取材を受けていましたが、記事になってみると
なかなか良い事言ってますな~
残り少ない国内のビルダーとしてがんばらねば!
                                                 ちなみに四国新聞です

チーク買い付け

  • 4月 8, 2011 7:41 PM

今回は修理ではなく、チークのお話。
ちなみに弊社のチークはビルマ製です。
ビルマ?
第二次世界大戦での「ビルマ戦線」や『ビルマの竪琴』などが有名ですが
現在のミヤンマーですね。
しかし、ここは昔からビルマチークといって最高級のチーク材が取れるところなんです。
もうチークなんて入ってこないじゃないの?なんて思っている方も多いと思いますが
どうしてどうして、たくさん入ってるんです。
多くは家具とか住宅の部材として使われるのがほとんどでしょう。
先日大阪は南港まで買い付けに行った時の写真ですが、どれが良いチーク材かかわかりますか?


チーク

チークの良し悪し、ほんとに博打みたいなもんで鋸で挽くまで中身はわかりません。
やはり目利きですね。
また、大きさの単位もいまだに石(コク)で表してあり、非常にわかりにくい世界です。
ミヤンマーではこんなチークを今でも密林から象が引っ張り出してきます。
信じられないような話ですが、ほんとなんですよね。
一度現場に行って見てみたいものです。

現在のヨットの木材はほとんどがチーク材です。
ヨットが腐らず、長持ちするのはこういった高価な木材を使用しているからでしょう。
愛艇の木部、たまにはメンテナンスしてくださいね!

バウスラスター

  • 3月 21, 2011 7:19 PM

この写真なんだかわかりますか?
まるで生き物のようです。
先日弊社の新艇につけバウスラスターなんですが、
最近はスラスターのご要望も増えてきています。
まだまだ高価な部類に入るのですが、シングルハンドで入港する場合
これがあればとても心強いですね。

スラスター、
昔は大艇だけの装備でしたが、最近は5トン以下の普通のクルーザーにも装備するオーナーが増えてきました。
シングルハンド、もしくは奥様と二人でクルージングする場合、着岸の心配を思うと
ほとんどのオーナーがほしがるのではと思います。
とくに最近のマリーナは非常に狭く設計されてますので着岸しにくいのが現状です。
昔なら体力とテクニックで入れていたでしょうが、体力は下がる一方です。
そのあたりを見直す次期が来るのでは?
多少お金はかかっても安心していつでも出航できる事にはかえられません
出たいのに出れない方がもったいないですよ。

ただし、どんなヨットにも装着できるわけではありません。
40フィートでも付かないヨットもあるし、ロングキールの艇などは25フィートクラスでも装着は可能でしょう。
パワーもトンネルも大きさに合わせ、それなりに小さなスラスターもございます。
弊社の最近の例ではもちろん386デッキサロンは装着していますが、33クラッシックとか33デッキサロンなどの10m未満の艇にも
よく装着しています。
使いだしたらやめられないみたいですよ!

ちなみに穴の上の(前方)のふくらみは水の流れをスムーズにする為のものです。
ハトの鼻もこれに似たこぶがありますよね?
まぁあれと同じです。

バウスラスター、検討される方はまずご相談ください

コックピット

  • 3月 15, 2011 4:54 PM

コックピットについて

ヨットに乗っていて一番長い時間すごしているのがコックピットではないでしょうか?
皆さんのコックピット、居心地良いですか?
背もたれ(コーミング)の高さとか角度、形にも大きく左右されますし、なんと言っても座面の質でしょう!
弊社の建造艇のほとんどはコックピットはチーク張りです。
しかし、チークも永久に持つわけではありませんのである程度で張替えという事になります。
写真は弊社のオリオンという33フィート艇なのですが、もう30年経ちます。
さすがに張り替え、ついでにオーナーズチェアーも一緒に造ろうと言う事になりました。
とりあえずチークを剥がして、まず第一段階

オリオン33コックピット張り替え前
 完成するとこうなります。(写真下)
居心地よさそうですよね!
昔、デッキをチーク張りにされたお客様が、チークデッキは酒のつまみみたいなものだ!
なんて言ってました。
それを見ながら飲む酒がうまいんだよね~

皆さんもコックピットののチーク、痛んでませんか?
もしくはチークを張ってないヨットももちろん新しく張る事ができます。
味気ないコックピットがそれはそれは素晴らしいコックピットになりますよ。
写真は30年以上前のヨットですがコックピットだけ見ると新艇と変わりませんよね。
チークのコックピットは美しい!

オリオン33コックピット

レストア

  • 12月 1, 2009 12:00 AM

人間も人間ドックがあるように、ヨットだって定期的にドック入りする必要があります。
ヨットにとって一番大切なのは愛情を持って乗ってあげること、ほったらかしが一番悪いですよ。
よく、うちのヨットは乗ってないから痛んでないよ!なんて言われますが、とんでもない。
乗ってないヨットは傷みます。
先日より2件のレストアを手がけました。
まず、YAMAHA24MotorSailorともう一件は8mMotorSailer です
ちょうど良い機会ですので、ちょっとレポートしてみました。

(1)YAMAHA24MotorSailer

もう30年くらいになりますでしょうか、まだこのタイプが活躍してるんですね。
今回のオーナーはヨットを何隻も乗り継いできて、日本も全部まわり、客船に乗って世界の海も何回も回ってきた経歴の持ち主、今回はもう体力もなくなってきたので船を小さくして『瀬戸内の島々を全部回るぞ!』という事で今回のレストアの話となりました。
確かに、最近の小さめのヨットは個性がありません。
昔のヨットをレストアする方が面白いとは思いますね。
さて、その母体となるYAMAHA24MSですが、これがまたオーナーが買ってきたのがボロボロ・・・。

これ、ほんとにレストアスルの?
オーナーの構想はハルを1m伸ばしてケッチにしてバウスプリット出して、機走8ノット以上・・・と際限がありません。
ある程度チョイスして、最終こうなりました。

  

  

これ何?って感じでしょ!
エンジンは3YM30,船内はみんなとっちゃってお座敷の一部屋にちゃぶ台と言う和風ヨットです。
KAZI誌にも紹介されると思いますが、乗りかたを限定した面白い1艇ではありますね。

(2)OKAZAKI8m MotorSailor

知る人ぞ知る、現岡崎造船社長設計の8mMotorSailerです。
姉妹艇的なものは38フィートくらいからありましてこの艇が一番小さめです。
ハルはFRPですがデッキから上は木造と言うレア物。
なかなかユニークなレイアウトでファンも多かったんですよ。
この艇は進水約30年になりますが、20年位前に中古艇としてお嫁入りしていきました。
それがまた20年後にお化粧直しとしてドック入りです。

一番ありがたいのは同じオーナーが同じだと言うこと、
岡崎造船の船の評判が良いのはひとえに大切にしてくれるお客様によりますからね。
さて、問題の8mMS,オーナーの事情があって数年間手がつけられませんでした。
ニスは剥がれ、コックピットの物入れ付近は腐蝕してしまってます。

  

この艇の変っているところはイケスが2個もあるんです。
そう言った良いところも残し、できるだけオリジナルに近づけようとするのが今回の目標です。
この際チークデッキも張り替えようと言うことになりまして、だんだん見違えるような姿に変ってきます。

結局、外観はほぼ新艇のようになりました。
船内は床板、クッション、壁のニスなどレストアし、今後の乗り方のことも考えて、エアコン、電子レンジ、ウォシュレットなど、最新のヨットの船内と同じような設備にしております。
もちろんエンジンは3YM30です。
昔はパーキンスの馬鹿でかいエンジンを搭載しておりましたので30馬力残したとはいえ
100Kくらいの軽減に成功しました。

  

  

買い換えたいけど最近のヨットはみんな同じに見える・・・なんて思っているオーナーは
多いはず。
昔は良かった、よく聞きます。
それなら昔のヨットに乗るのもこれからの選択肢の一つかも!
いい船は、いつまでもいい船なんですね。。

また、面白いものが入りましたらレポートしましょう。